詳しいプロフィール
ここでは、私の詳しいプロフィールやメイクに対する思い 、そしてちょっとした雑談まで…(笑)
楽しく語っていきたいと思います。
元々は普通の女子大生で、そこそこ真面目に授業を受け課題をこなし、バイトをして友達と遊び、卒業したら化粧品会社にでも就職しようと考える、ザ・平凡な学生生活を送っていました。
しかし、そんなどこにでもいる女子大生をメイクアップアーティストへ導く大きな出来事がパリとニューヨークで起こりました。
中学高校時代は吹奏楽部の名門校に通っており、進学も音楽推薦でした。
ちなみに楽器はホルン担当。
そう、あのカタツムリのようにくるくる丸まった金管楽器です!
とにかく音楽が大好きで、一生このサウンドの中にいることができたらどんなに幸せだろうと思い、音大に行くことも視野に入れていました。
しかし、楽器以外の何かに夢中になったことのなかった私は、もっと知らない世界を見てみたい!と思ったのと同時に、前々から抱いていた自分へのコンプレックスを克服し綺麗なお姉さんになって毎日をエンジョイしたい!とりあえず付属の大学へ行くか!という結論に至りました。
雑ですね。(笑)
とはいえ、将来の夢なんて全く考えていなかった私は、先輩に楽に卒業できる学部学科を聞き、それを紙に書いて担任の先生に提出しました。
すると、すぐに「おめでとうございます。」という通知が届き、あっという間に進路が決まったのです…!!
それが、東海大学文学部ヨーロッパ文明学科です。
当時は全くヨーロッパのことには興味がなかったのですが、いまの私の作品のスタイルは、4年間シャワーのように浴びてきたヨーロッパの歴史や宗教や芸術に、良い意味ですごく影響されていると思います。
そんなことで大学へ進学したものの、ごくごく普通の女子大生ライフを過ごしていました。
勉強が嫌いだったので、どれだけ楽して単位を取ろうか…
と授業をさぼって食堂で友人たちと話しながら遊んでいた毎日でした。(笑)
当時は年頃だということもあり、授業の課題よりも、自分が綺麗になることや美容業全般に興味を抱いていました。
将来は百貨店の美容部員さんになろうと思い、学生時代から化粧品会社の美容部員さんの手伝いをするアルバイトをしていたのですが、会社の決めた売り方でお客様に商品をおすすめするというお仕事にクリエイティビティを感じずに、退屈に思ってしまいました。
美容で、自分にしかできないもっとクリエイティブな仕事がしたい!そう思い始めた大学3年生の夏、私は短期留学でフランスへ旅立ちました。
そこで、改めてメイクアップの道へ進もうと決意するひとつめの出来事が起こったのです。
留学中はフランスのブルゴーニュ地方にあるディジョンという小さな街にいたのですが、
フランスに来たら絶対にパリに行っておしゃれなファッションの街で活躍しているメイクアップアーティストに会って帰ろうと心に決めていました。
しかし、当時大学生の私にはパリに知り合いがいる訳もなく、普通に考えて現地で働いているメイクアップアーティストに会えるわけのない状況でした。
しかし、せっかく来たんだ!少しでもメイクのことが知りたい!
という人一倍の熱意で、フランスから東京にいる知り合いに片っ端から連絡を取ったり、インターネットで「メイクアップアーティスト」と検索して、出てくる人に出来る限り連絡を取り、現地で活躍している日本人のメイクさんんと、パリでメイクの勉強中の学生さんに会うことができました。
実際にメイクの道を歩んでいる、しかも海外で頑張って活躍している先輩と話して、とてもとても感動したんです。
パリの景色と、かっこいいメイクさんが眩しくて眩しくて…!!私も絶対にこの道に進みたいと思いました。
さて、フランスから帰国した私は、やる気に満ちあふれた反面、ここからどうやってメイクをはじめていこうかという壁にぶつかったのでした。
つづく (只今更新中)